著者が、晩年に書いた作品です。
人生を振り返り、いくばくかの関わりのあった人たちから、ヒントを得て書いた小説のようです。

主人公が、子供のころから、大志を抱き、成功していく姿を描いたものです。
関わりを持つ人たちは、人生の明暗を見せてくれます。
兄弟姉妹の当てにならない姿は、私の経験にも当てはまりました。
人が、どのように生きていくかは、人様々で、変える事はできない。
自由にできるとすれば、夢の演出になる。
小説の展開は、面白さを倍増させて、さすがです。
もっと、若いときに読んだら、立身出世物語と思ったかもしれない。
今だから、面白く読めたかもしれない。
私の良く行く本関係の